2007年5月19日土曜日

MOAのデジタル印刷機、NexPress!! クラス最高峰だからできる特殊紙印刷。

MOAのデジタル印刷では、
Nexpressを利用して、この特殊紙を用いた場合のメリットをご提案したいと考えております。

a)平滑性が乏しい(表面凸凹がある)と、例えその表面にコートされていたとしても、印刷面の光沢感が得られないというのが、これまでの「紙」の常識でした。
つまり、紙に当たる光の乱反射により、光沢感が損なわれたからです。
この常識を覆して登場したのが、「ヴァンヌーボ」や、「Mr.B」「ジェントル」といった商品です。
レーダープリンターでは、トナーが紙の表面で定着し、最終的に加圧する事により、トナー表面は平滑になります。
従って、表面の平滑性が乏しくても、プリント面には光沢感が出る事になります。
これまで、素材感がほしいが、印刷面の発色を良くしたい場合、「ヴァンヌーボ」や「Mr.B」のような素材感があり、尚且つ印刷時に光沢感を得られる商品を使用する必要がありましたが、レーザープリンターでは、この必要が無くなります。つまり安価で、素材感のある用紙で対応が可能となる事になります。
実際に非塗工紙、塗工紙にプリントしてその違いを確認したいと思います。

b)これまでのオンデマンド印刷では、特殊紙のテクスチャーを残してプリントする事ができませんでした。
しかし、Nexpressではその可能性が広がります。紙表面の平滑性が乏しくてもかなりの許容範囲でプリントが可能です。又、柄のある紙についても、その許容範囲が広がりました。ただし、紙の表面に加工が施された用紙(アルミ加工品、キャストコートなど)は電荷の問題から、プリントしにくいものです。今回は、紙の表面に加工が施された用紙を実際にプリントして、その結果を検証しました。

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