2007年7月27日金曜日

紙の原料「パルプ」 その3 化学パルプ

化学パルプ

○作り方
 ・化学薬品と熱を加え煮て、木材からリグニン※を溶かし、
  セルロース繊維だけを取り出しパルプを作る。
  (※セルロースを繊維状に固めている接着成分)

 ・製造工程時の廃液“黒液”は、燃料として再利用されている。

 ・原料には針葉樹・広葉樹の両方を使用。
  漂白していない茶色いものが“未晒パルプ”、
  漂白した白いものが“晒パルプ”

 ○特徴
  ・繊維のまわりのリグニン取り除かれ、元の繊維の長さを保っている。

○紙にした時の品質
 ・強度があり、表面のなめらかな紙ができる。
 ・長期保存に向いている。

○用途
 ・印刷用紙、包装紙など。

2007年7月23日月曜日

紙の原料「パルプ」 その2 機械パルプ

機械パルプ

○作り方
 ・木材を機械ですり潰し、漂白。

 ・繊維とリグニン※が混ざった状態でパルプを作る。
  (※セルロースを繊維状に固めている接着成分)

 ・原料には、主に針葉樹を利用。


○特徴
 繊維のまわりのリグニンはほとんど残り、繊維は短く切られている。


○紙にした時の品質
 ・強度は弱く、日に当たるとリグニンが紫外線に反応して変色する。
 ・嵩のある紙ができる。
 ・長期保存には向いていない。


○用途
 ・新聞用紙
 ・書籍本文用紙など

です。

2007年7月18日水曜日

紙の原料「パルプ」 その1

紙は、植物の繊維で作られています。

原料の大部分には、比較的安価で大量に入手可能な、

木材の製材時に出る残材、製材には不向きな

細い木や曲がった木などの天然低質材、

間伐材、廃材を利用しています。

また、用途によって、亜麻やコットン、ケナフなどの

“草”

も使用されます。


紙の原料「バージンパルプ」は、

製造法の違いでさまざまな個性の紙に仕上がります。

木材パルプには、木材を機械で砕いて得る

“機械パルプ”(メカニカルパルプ・グランドパルプ)

と、化学処理して得る

“化学パルプ”(ケミカルパルプ)

があり、用途により使い分けられています。

2007年7月12日木曜日

来る筈のMacmini!?初期不良で出戻り・・・

待ちに待っていた。

でも、初期不良・・・・

今、使っている iMacは、一日に一回はダウンしてしまう。

カウント9でなんとか、KOを免れている。

電源をつけるときに、軽く叩かないと起きない(笑)
(昭和の電化製品と同じ)

早く、助けてくれ~!!